画像のalt属性の書き方とseo対策 | まさか画像を貼り付けてるだけ?

 

ブログ(サイト)に訪問者が訪れる時、自然検索(普通に文字で行う検索)からの訪問者なのか、広告からあるいはソーシャルメディアからの訪問者なのか調べるのは基本的なことです。

 

自然検索(=オーガニック検索)からの訪問者がどれ位の割合いるのか、それがSEO対策の効果がどれぐらいあったのかの指標になります。

 

この記事では、画像SEOをもっと活用して訪問者やGOOGLEの評価を上げることを目指しています。

  • alt説明文を書く(alt=オルトと読みます。)
  • 日本語ファイル名がベスト。
  • 画像検索で自分の画像が引用されているのを見つけたら、リンクを貼ってもらう

以上がこの記事の主な内容です。

 

自然検索からの訪問は全てがウェブ検索からではない

 

 

検索からの訪問者はWEB検索(文字による検索)だけではなく、画像検索からのものもあります。

 

サーチコンソールで画像検索からの訪問者がわかる

 

googleのサーチコンソールの検索トラフィックス>検索アナリティクスでは、検索タイプとして画像とウェブ、動画の3つで訪問者を調べることができます。

 

下の例ではWEB検索からの訪問者は少なくはないのに比べ、

 

 

 

下の画像を見ると、画像が多いブログにも関わらず、画像検索からの訪問者が極端に少ないのは、画像SEOを施策していないことが大きな原因です。

 

 

この記事では、ウェブからの訪問者だけでなく、画像検索からの訪問者を増やすための具体的方法を考え実行し、経過を報告していきます。

 

 

あなたのブログ(サイト)が画像を少なからず使っているとします。

画像検索からの訪問をもっと増やす対策が少しの手間でできるとしたら、やってみたいと思うでしょう?

 

画像検索をすると、下のように画像がずらっと表示されます。この中であなたの画像が先頭あたりに表示されると、クリックされやすくなり、ブログへの訪問者となってくれるわけです。

 

そのためにも、無料画像を使ったとしても、何らかの手を加えてあなたのオリジナル性を加えることで有利になります。

 

 

WEB検索にも上位の画像検索結果が表示される

 

次のようにWEB検索をした時でも、画像が並んで表示されているのを良く見かけますね。

これらの画像は、画像検索で上位の画像です。

 

 

 

つまり、WEB検索をしても画像検索結果が表示されるので、画像検索で上位になれば、画像から訪問者がブログに来てくれる可能性が高くなります

 

画像検索上位表示のために、画像を検索エンジン最適化する方法

 

SEO=検索エンジン最適化なんてムズい言葉に混乱しなくていいから。要するに検索エンジンに一番評価される良い状態にしようってことです。

画像SEOの方法
  • alt属性にキーワードを入れて画像の説明を書く
  • 画像ファイル名を意味のあるファイル名にする
    • ローマ字
    • 英語
    • 日本語
  • 画像は画像周辺の文章に合ったものを選ぶ

 

1.alt属性にキーワードを入れて画像の説明を書く

 

グーグルのbotは画像を読み解くことはできません。画像がどんな画像なのかは、alt属性に書いてあるテキストの説明文で判断をするわけです。

このとき、キーワードを入れられるような画像を選んでいて、altの説明文にキーワードが入っているとします。

 

すると、200以上あるランキング要因の中の「ALTテキスト内のキーワード」という項目に合致するので上位表示の一つのポイントになります。

ランキング要因は200以上あるわけですから、ひとつひとつ丁寧に取り組むことが上位表示を加速します。

 

また、何らかの原因で下のように画像が表示されない時があります。その時altの説明文が無かったり、ファイル名に意味がなかったら次のようになります。これでは何の画像があったのかよく分かりません。

 

 

もし、次の画像のように「花束を持つ青年.jpg」というファイル名とalt説明文「花束を持って少女にプレゼントしようとしている青年の人形」と書いてあったとしたら。

 

何らかの原因で画像が表示されなくても、画像ファイル名とalt説明文が表示され、この画像をある程度イメージできますよね。

どんな画像があったのかが訪問者にもgooglebotにもわかります。

 

またaltの説明文は、検索エンジンによって検索結果の一部として表示される、Webページの要約文(スニペット)に使われることがあるので、alt説明文を書くことの有利さが幾つもあることがわかります。

 

また視覚障害者の方のための「スクリーンリーダー」というPCの画面の内容を読み上げてくれるツール機能は、このaltのテキストを読み上げます。

もしalt属性に何も書いてなかったら、視覚障害者は画像があることすらわからないのです。

 

逆に単なる記号である画像のalt属性に「やじるし」などと入れれば、却って理解しにくくなるため、記号の画像のALTは空欄にしたほうが良いのです。

 

画像SEOのためだけでなく、いろいろな意味でaltに説明文を書くことは大事なのです。

 

altの説明文を書く時の注意点

 

alt説明文の注意点
  • 単なる記号の画像には何も書かないが、意味のある画像には必ずテキストで説明文を32文字以内で書く。
  • 単なる単語「猫」「犬」などと書くよりも「猫がかわいい仕草をして甘えている」「里親を毎日待ちわびている犬」などと書く。
  • 「犬、いぬ、イヌ、柴犬、中型犬、ドッグフード、ペットフード」などとキーワードを詰め込まない。スパムと断定される可能性が高くなります。

 

 

2.画像ファイル名を意味のあるものにする

 

  • 画像ファイル名を意味のあるファイル名にする
    • ローマ字
    • 英語
    • 日本語

 

ローマ字や英語で表記する時の注意点は、意味の区切りはハイフォン(-)を使うことです。

さて、ブログ訪問者の殆どは日本語で検索するので、日本語ファイル名をgoogleが認識してくれるなら、日本語ファイル名を使うことは有利です。

 

googleは日本語ファイル名を認識するだろうか?

 

 

 

そこで「黒猫の目が光って細くなっている.jpg」という画像ファイル名をつけた上の画像を別記事に貼り付け、alt属性には何もかかずにおきました。

 

目は細くなっていないじゃないかというツッコミは無しでお願いしますね。

 

何日かして、その画像がインデックスされた時、alt属性の説明文は書いていないのですから、「黒猫の目が光って細くなっている」と検索して表示されれば、googleは画像の日本語ファイル名を認識していることになります。

 

数日して画像検索で「黒猫の目が光って細くなっている」と検索した結果が次です。

1位に表示されました。これは日本語ファイル名を認識しているという証拠になります。

 

日本語で検索する以上、キーワードを入れて日本語ファイル名にしたほうが画像検索やWEB検索に上位表示されやすくなります。

画像ファイル名は日本語をおすすめします。

 

 

 

ついでに、アイキャッチの「雪の中の小さな黒猫.jpg」を画像検索してみました。

 

雪の中の小さな黒猫」と検索した結果が下の画像です。

やはり1位に表示されているので、googleは日本語ファイル名を認識して、検索結果に反映することがわかります。

 

 

WordPressは日本語ファイル名を、意味のない文字列に自動変換するという問題

 

しかしながら、下の画像を見てください。「男の子の球体関節人形.jpg」という日本語ファイル名が、Wordpressの記事に挿入すると無意味な文字に変換されていますね。

 

 

これではWordpressでは日本語ファイル名は使えない?

いーや、安心して欲しい。

 

これは、プラグイン「WP Multibyte Patch」の働きによるもの。

嬉しいことにこのプラグインには、日本語ファイル名を挿入できるようにするファイルが用意されているんです。

 

次は、WordPressで日本語ファイル名を使えるようにする方法について紹介します。

 

次の参考記事に詳細を書いています。

 

 

画像検索でオリジナル画像そのものを検索窓にドロップして、他の誰かが使っていないか調べられます。

 

 

画像検索では、上のように画像をドラグ&ドロップすることで画像そのものを調べることができます。

あなたが、苦労して作った写真やイラストなどの画像を、誰かがこっそり使っていることが見つかるのも、この画像検索からです。

あなたのオリジナルの文章や、画像には著作権があるので他の誰であっても勝手には使えません。

 

 

ただし、引用に限っては認められています。記事の一部や画像の一部を引用することは法律的に認められた行為なのです。

 

ただし、出所の明示がなされていること。(著作権法第48条)が必要なので、必ずあなたの記事にリンクを貼っている必要があるのです。

 

 

法的にどうなのか文化庁:著作物が自由に使える場合を引用しました。

引用する場合は、下のようにクオテーションタグで囲ってください。

 

 他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)

引用元:文化庁:著作物が自由に使える場合の引用における注意事項

 

あなたの画像が引用されている場合、必然性が必要です。

引用元としてあなたの画像に対してリンクが貼ってなければ、連絡をとって貼ってもらう権利があります。

 

その貼り方も記事と引用部分を区別できていなければなりません。

ただ画像にリンクを貼ってあるだけではなく、画像であってもクオテーションタグで囲ってある事も確認してください。

 

もし応じてくれなければgoogleに通報しましょう。

 

 

このようにして引用元としてリンクを貼られることで、被リンクが増えることになり、画像SEOは被リンク効果というメリットももたらしてくれます

 

さあ、自分の大事なオリジナル画像が誰かに勝手に使われていないか、早速調べてみてください。

 

 

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